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白内障とメガネの関係で知っておくべきこと

2025.08.02
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この記事の目次

はじめに

年齢を重ねるとともに気になってくる目の悩みの一つが白内障です。「最近、メガネをかけても見えにくい」「光がまぶしく感じる」といった症状を感じている方も多いのではないでしょうか。今回は、白内障とメガネの関係について詳しく解説していきます。

白内障とは何か?

白内障とは、目の中にある水晶体が濁ってしまう病気です。水晶体は本来透明で、カメラのレンズのような役割を果たしています。この水晶体が濁ることで、光が目の奥まで届きにくくなり、視界がかすんだり、ぼやけたりするようになります。

白内障の主な症状

・視界がかすむ、ぼやける
・光がまぶしく感じる
・物が二重に見える
・色が黄色っぽく見える
・夜間の運転が困難になる

白内障とメガネの効果

○白内障の初期段階とメガネの効果

白内障の初期の段階では、メガネの度数を調整することである程度見えにくさを解消できる場合があります。

○近視や遠視の進行への対応

白内障の進行により、これまでのメガネの度数では合わなくなることがよくあります。眼科医と相談の上、適切な度数に調整したメガネを作成することで、一時的に見え方を改善できます。

○コントラストの改善

カラーレンズを使用することで、まぶしさを軽減し、コントラストを改善できる場合があります。

○メガネの限界

ただし、白内障が進行すると、メガネだけでは十分な視力改善が期待できなくなります。水晶体の濁りそのものはメガネでは取り除けないためです。

白内障手術とメガネの関係

○手術前の準備

手術前には、詳細な検査を行い、挿入する眼内レンズの度数を決定します。この際、術後のメガネ使用に関する希望も医師と相談することが重要です。

○手術後のメガネについて

・単焦点眼内レンズの場合

遠くまたは近くのどちらか一方にピントを合わせるため、術後はメガネが必要になることが多いです。

・多焦点眼内レンズの場合

遠くと近くの両方にある程度ピントが合うため、メガネの使用頻度を減らせる可能性があります。ただし、全ての距離で完璧な視力が得られるわけではありません。

白内障予防とメガネケア

○紫外線対策

UVカット機能付きのサングラスやメガネを着用し、目を紫外線から守ることが大切です。

○定期的な検査

40歳を過ぎたら年に一度は眼科検診を受け、白内障の早期発見に努めましょう。

適切なメガネの選び方

○信頼できる眼科での検査

正確な視力測定と眼の健康状態のチェックが重要です。

○ライフスタイルに合ったレンズ選択

読書が多い方、運転をよくする方など、生活様式に応じたレンズを選ぶことが大切です。

まとめ

白内障とメガネの関係は複雑で、症状の進行度や個人のライフスタイルによって最適な対処法が異なります。重要なのは、定期的な眼科検診を受け、専門医と相談しながら適切な治療方針を決めることです。
メガネは白内障の根本的な解決にはなりませんが、初期段階では有効な対処法となり得ます。また、手術後も多くの場合でメガネが必要になるため、信頼できる眼科医や眼鏡店との長期的な関係を築くことが大切です。
目の健康は生活に直結する重要な要素です。少しでも気になる症状があれば、早めに専門医に相談することをお勧めします。

アイメガネでは、お客様の見え方の状況から、眼科での受診をおすすめする場合もございます。お客様の目の健康を第一に考え、適切なアドバイスをさせていただきます。




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