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9月1日は「防災の日」。いざという時、あなたの目は“見えて”いますか?——備えておきたい、もう一本のメガネ

2026.08.21
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※ 本記事は、一般の方に伝わりやすいよう、防災や目に関する情報をやさしくまとめたものです。目の症状やくわしい検査については眼科医に、災害への備えの詳細は各自治体の防災情報もあわせてご確認ください。

非常食、水、モバイルバッテリー——防災グッズの準備は進んでいても、「メガネ」は見落とされがちです。けれど、メガネやコンタクトを使っている方にとって、「見えないこと」は避難の遅れや思わぬケガに直結する、命にかかわる問題。9月1日の「防災の日」を機に、“見える”を守る備えを一緒に見直してみませんか。

なぜ、防災に「メガネ」なのか

大きな地震や水害では、いつも使っているメガネを失くしたり、壊してしまうことが少なくありません。停電・断水などでライフラインが止まれば、近くのメガネ店もすぐには営業できず、その場で新しく作ることも難しくなります。

見えにくいまま避難すると、足元の段差や割れたガラスに気づけず、逃げ遅れやケガのリスクが高まります。だからこそ、「見える状態を保つ手段」を平時から用意しておくことが、りっぱな防災です。

コンタクトレンズ派の方こそ、メガネの備えを。
災害時は清潔な水が使えず、手指やレンズを衛生的に扱えなくなります。十分な手洗いやレンズケアができないまま無理に使い続けると、目の感染症などのトラブルにつながることがあり、眼科領域でも「被災時はできるだけメガネで過ごす」ことがすすめられています。避難生活が長引けば予備のコンタクトもいつか尽きます。コンタクト中心の方にも、1本のメガネが心強い備えになります。 ※災害時のコンタクトの扱いについては、日本眼科医会や各自治体の防災情報もあわせてご確認ください。
就寝時は「枕元+ケース」が基本。夜間の地震でも、すぐ手に取れて壊れにくい。

まず守りたいのは、“今かけている1本”

予備を用意する前に、見直したいことがあります。それは「毎日使っているメインのメガネを、どう守るか」。地震は昼間だけに起きるとは限りません。夜間や、お風呂のあと——つまりメガネを外しているタイミングで災害にあうと、慌てて動いた拍子に踏んで割ってしまう・どこに置いたか分からず探せないということが起こりがちです。

メガネを外すときの「置き場所」を決めておく

  • 就寝時:枕元やベッドサイドの決まった場所に、ケースに入れて置く。裸で置くと、暗闇の中で手が当たって落としたり、踏んでレンズやフレームを傷めやすくなります。ふた付きのハードケースなら、上から物が落ちても壊れにくく、暗がりでも手探りで見つけやすくなります。
  • 入浴時:脱衣所の高い位置・落ちない場所に。洗面台のふちなど、揺れで転がり落ちる場所は避けます。
  • 外出先・職場:机に裸で置きっぱなしにせず、ケースにしまう習慣を。

「外したらケースへ」を習慣にするだけで、いざという時に“見えるメガネがすぐ手元にある”状態をつくれます。これは、お金をかけずに今日から始められる、いちばん手軽な防災です。

その“予備メガネ”、度数は合っていますか?

「昔のメガネを1本しまってあるから大丈夫」——そう思っている方も多いはず。でも、ここに落とし穴があります。視力は少しずつ変わるもの。何年も前の予備は、今のあなたの目には度数が合っていないことがあります。

もちろん、まったく見えないよりは、古いメガネでもあったほうが安心で、緊急時の一時的な備えとしては役立ちます。ただ、度数が今と大きく違うと、目が疲れやすかったり、かえって足元の段差を見誤ってふらついたりすることがあります。使ってみて違和感や気分の悪さが強いときは、無理をせず安全を最優先に。せっかくの備えなら、できるだけ“今の目に合った1本”にしておきたいところです。

引き出しの中で眠っていたメガネと、レンズ交換して防災スペアにしたメガネ
眠っているフレーム使わなくなって、
しまい込んだままの1本
レンズ交換で、防災スペアに今の度数のレンズを入れれば、
備えとして使えます

スペアは「とりあえず1本」で終わらせない。眠っているフレームも、備えになります。

防災スペアメガネ、かしこい備え方3パターン

① いちばん確実——今の度数で、もう一本

ふだんのメガネと同じくらい快適に見える予備があれば、いちばん安心です。避難所での長い時間も、見えづらさのストレスなく過ごせます。まずは今の見え方を測り直すところから。

② かしこく——眠っている古いメガネを「レンズ交換」で復活

「フレームはまだ気に入っている」「捨てられずにしまってある」——そんなメガネがあれば、レンズだけを今の度数に入れ替えて、防災スペアとしてよみがえらせることができます。フレームを活かせるので、新しく一式そろえるより手軽。使い慣れたかけ心地の1本が、そのまま“もしも”の備えになります。 ※フレームが劣化していたり、ネジ・鼻あて・つるなどに傷みがある場合は、状態もあわせてご確認ください。

③ 用途に合わせて——遠く用・近く用・遠近両用

避難生活では、遠くを見る場面(周囲の状況確認・移動)も、手元を見る場面(説明書き・スマホ・薬の確認)もあります。手元の見づらさが気になる世代の方は、「遠くは見えるけれど手元がつらい」ことも。ふだんの見え方や、いちばん困るシーンに合わせてスペアを選ぶと、いざという時に本当に役立ちます。 ※遠近両用をスペアにする場合は、ふだんと同じ設計のものにすると、非常時も違和感なく使えます。慣れが必要な方は、遠く用・近く用に分けて用意する方法もあります。

非常持ち出し袋に入れるときのコツ

  • ふた付きのケースに入れて——袋の中で他の荷物に押されても壊れにくいように。
  • メガネの度数の控え(眼科で処方箋を受けていれば、その写し)を一緒に——万一スペアも壊れても、再作製の手がかりになります。
  • 家族の人数分を——お子さまやご高齢のご家族の分も忘れずに。目が悪いご家族ほど、備えが効いてきます。
  • 年に一度は見直しを——「防災の日」は、度数と備えをまとめてチェックする良いきっかけです。
見えにくさが続くときは、まず眼科へ。
急に見えにくくなった、目の痛みや違和感が続く——そんなときは、メガネの前に眼科の受診をおすすめします。特に突然、片目が見えにくくなった/視界に光が走る・小さな虫のようなものが急に増えたときは、早めの受診を。メガネは「見え方を補う」もの。目そのものの状態を正しく知っておくことが、安心の備えにもつながります。
開催中フェア|8/28(木)〜9/1(月)

防災スペアメガネフェア

「防災の日」に合わせて、“もう一本”の備えをお得に。眠っているメガネのレンズ交換も対象です。

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度数のチェックから、レンズ交換、用途に合わせたスペア選びまで。地域のアイメガネが、あなたとご家族の「もしも」にていねいに向き合います。